クロサワ整体院の軌跡 |
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■カイロプラクターになるための道のり編
いまから約25年前、当時高校生でしたワタクシ黒沢は、小学校の頃から続けていた柔道の練習に毎日励んでいました。
「イタタタッ!」ある日、先輩が仕掛けた技にうまく受身を取ることが出来ず、腰と足首を痛めてしまいました。
何とか立ち上がり稽古を続けようと思いましたが、体がいうことをきかず思うように足が運びません!さて参りました・・・。明日は学校があり、近日には市の大会が控えている。
そこで次の日、当時道場の館長兼、接骨院を開業されている先生に診てもらう事にしました。とても気心の知れている先生です。
「おぅ!黒沢っ!どうしたっ!」 「あのー、昨日稽古で痛めてしまいまして・・・。」「そうか、診てやるから入って来い!」「・・・ハイ、すみません。」
そこで、色々なお話を伺いました。ベッドの上でドスンッ!?振り返ると先生が別の患者さんを施術中。
「先生!今のは何をやったんですか?」「ああ、カイロプラクティックって言って勉強会で教わってきたんだよ!よく効くぞ!」
次から次へと、先生を頼りに来院されていく患者さん。その一人ひとりに気さくに声をかけていき、的確に施術していく先生。
少し、自分の将来を発見できたのもこの頃だったかもしれません。窓越しに見える笹の葉が、涼しげにゆったりと揺れていたのを、今でも鮮明に覚えています。
こういう仕事に携われたら・・・カイロプラクティック・・・。
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■方向性がすこーし見えてきた!編
さて、カイロプラクティックなるもの初めて聞いた言葉。自分なりに調べてみました。
「そうか、今から100年も前に発祥し、発展し続けてきた手技療法なんだ・・・。」
だいたいはなんとなく分かりましたが、さてそれをどこで学ぶのかが問題になり、カイロを教えてくれる学校探しが始まりました。 そこで見つけ出しましたのが「東京カイロプラクティックカレッジ!」ここだっ!と思い、平成3年の4月に門を叩きました。
そこには約70名近くの勉学に燃えた老若男女が集まり、難解な解剖学や生理学、テクニックなどありとあらゆる事を学んできました。
特に一番印象に残ったのが、アメリカ・サンフランシスコにあるライフカイロプラクティックカレッジウエストと呼ばれるカイロ専門大学での人体解剖でした。
ここでは、大学の先生や学生が解剖の手ほどきをしていただき、人生の中でもとても記憶に残る(大げさかな?)勉強をさせていただきました。
皆、眠い目をこすりながらも必死に授業を受けていたのが印象的です。 |
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■さてさて現場へ 編
入学してから約1年半、残りの半年間は実際に現場に出てのインターンの時期に入りました。
今までともに机を並べて,、勉学に励んできた仲間とも一時お別れです。ワタクシはそれよりも少し早く先生に頼み込んで、とある整体院に勉強させてもらっていましたが、色々とトラブルがあり、また先生に頼み込んで整体院を紹介していただきました。
場所は東京・江戸川区「モリタ整体院」と言うところで、歳は一つしか違わなく、その上自身の整体院を繁盛させている院長に、カイロのすべてを教わりました。
ただ、自宅からものすごい遠くて、正直通えるか不安でしたが、紹介された先生や院長のおかげで、また、若く元気のある頃でしたので、3年間しっかりと勉強させていただきました。
詳しくはブログに書いてあります! |
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■クロサワ整体院 誕生編
数々の患者さんを診ることによって、わずかな自信をつけたワタクシは、ある日、院長に独立を申し出ました。
ここまで来たら引き返せない、断腸の思いで決意しました。お世話になりましたモリタ整体院を退任後、すぐに場所をここ稲城に決め、開業への準備を始めました。
かれこれ17年目に入りました。そのときは時間が長かったような気がしますが、振り返るとあっという間だったような気がします。
今まで沢山の方との出会いがあり、全てにおいて良い経験をさせていただいたと、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも益々頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。 |
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